
その街は現実にあるのか夢想の中に存在するのかは誰も分からない。
人間界から追放された者、魔界から追放された者、もしくは逃げてきた者達が行き着く場所とされている。
青き妖精により導かれし者たちは、その街で赤き絶望を味わうのか?
その街の名を”血まみれジャンクシティー”と人は言う。
所在地不明のジャンクシティーは、世の中のはみ出し者達が集う場所である。
デーモンと呼ばれる非人間族(NecoやFurry、悪魔系アバター等)と人間族、そして機械族によって市民は構成されている。
過去に人口が2割程度に減少するほどの種族間抗争があったのちに和解。現在は種族間の抗争はないとされているが、わだかまりは多々あるようだ。
ハーフデーモン(人間とデーモンのハーフ)が市長としてジャンクシティをまとめている。唯一の水源である「埋め立て海」の塩分除去装置を彼が抑えているため市民は彼に強く逆らうことができないようだ。
ジャンクシティは武器を構えぬ者は攻撃してはならないという鉄則がある。
無抵抗な者には手を出してはいけないのだ。過去の種族間抗争の教訓により定められた。これを守らない者は追放になるのだ。
だが、一度武器を構えれば腕に自信のある者が挑んでくるであろう。この街では自分の力を示す事が自らのアイデンティティを保つ唯一の手段だからである。
それゆえ、水源を盾にしている市長に対して反感を持つ者も多く反市長派も存在すると言われている。
閉鎖された空間で無法者たちが集う追放の地、そこは彼らの安息の地でもあったのだ、、、

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